「転職サイトに登録すると会社にバレる」説に迫る!それって本当なの?

転職サイト

今日のひとこと

わたしが好きなクリエイターの一人として、伝説のCMディレクター杉山登志氏が挙げられます。

杉山氏は20代前半でCM制作をスタート。

CM黎明期に主に資生堂の名作CMを数多く創り出した人物です。

カンヌ国際広告フェスティバルのテレビCM部門で日本初の受賞を果たし、すべてが順風満帆だと思われた30代後半、こんな言葉を残して自らこの世を去ってしまいました。

リッチでないのにリッチな世界など分かりません。

ハッピーでないのにハッピーな世界など描けません。

夢がないのに夢を売ることなどは…とても…

嘘をついてもばれるものです

はじめに

転職を決意した後、転職サイトや転職エージェントに登録する人はたくさんいます。

登録の際、

・氏名

・住所

・電話番号

・履歴書

・職務経歴書

などを入力します。

こうした登録情報は希望する企業に応募する際、必要になりますが、ここである説が。

この情報、現職の会社にバレる可能性があるというのです。

転職活動は退職の意向を会社に伝えた上で行なうより、応募企業に内定をもらった段階で退職の意思があることを伝える方がリスクもなく一般的です。

そのため、現職の会社に転職活動を行なっていることがバレるのは一大事。

はたして本当なのでしょうか?

転職活動が会社にバレるとどうなる?

ここであらためて転職活動が会社にバレた場合にどんなことが起こるのか見ていくことにしましょう。

「ヤバい、居場所がない。。。」

転職の意思があるということは、つまりこの先長くその会社に勤める意思がないことを伝えるようなもの。

会社側も「昇給・昇格させてもムダ」と判断しても仕方ありません。

もっとひどい場合はバレた段階で何かしらの理由をつけ降給・降格にされてしまう可能性もあります。

転職活動がバレてもすぐに内定を獲得できればそれほど問題もないかもしれませんが、ズルズルと転職活動が長引いてしまった場合や現職の会社にとどまろうと決意した場合、「居場所がない」なんてことも起きてしまうかもしれません。

「ゲッ!転職活動を阻止されている!」

転職サイトで求人検索を行なう際、40代の方は特に、これまでの職歴やスキルを活かそうと同業・同業種を条件に探すのではないでしょうか?

しかしこれがバレる原因で、後述しますが登録情報が現職の会社に見られてしまう可能性もあるのです。

また、同業の場合、転職を阻止するために水面下で妨害をする企業も中にはあるため、注意しましょう。

なぜ、現職企業が自分の登録情報を見てしまう可能性があるんだろう?

転職サイトには「スカウト」機能や「オファーメール」機能のあるものがあります。

これは採用したい、または面接試験を受けてほしい求職者に対し、企業からスカウトやオファーを行なえる機能で、企業はその判断を求職者の登録情報を確認して決定しています。

そのため、現職企業にバレる可能性があるのです。

しかし、転職サイトに登録したことのある方ならおわかりでしょうが、氏名はもちろん勤務先や都道府県から先の住所、連絡先は隠せるため、わからないのではないか?ということです。

が、採用担当者は都道府県や職歴、実績、年齢、最終学歴などから「あの人だ」と特定できてしまうのです。

会社から閲覧できる情報、閲覧できない情報

会社から閲覧できる情報

転職サイトによって多少の違いはありますが、以下が閲覧可能な情報です。

・年齢

・性別

・住所のある都道府県

・学校名と最終学歴

・取得資格

・これまでの勤務先と企業規模

・職歴と勤務期間

・転職希望条件

会社から閲覧できない情報

・氏名

・都道府県以外の住所

・連絡先(電話番号やメールアドレス)

・これまでの勤務先名

転職サイトの登録情報が会社にバレないようにする方法とは?

非公開機能のある転職サイトを選ぶ

スカウト機能がない転職サイトであれば、登録情報が会社にバレることはまずありません。

また、スカウト機能があったとしても登録情報を「非公開」にできる転職サイトもあります。

非公開にしたい企業名を事前に設定することで、その企業の採用担当者がスカウトしたい求職者を検索するときでも、自分の登録情報を非表示にすることができるため、基本的には企業にバレません。

バレそうな情報は登録しない

個人が特定できてしまう情報としてリスクが高いものは

・住所のある都道府県

・年齢

・職歴

・最終学歴、学校名

中でも危険度が高いのが職歴です。

ただ、そうはいってもスカウトの決め手となるのが職歴のため、職歴を記載しなければスカウトはもちろん、企業への応募もできなくなってしまいます。

そのため職歴を記載する場合は

・具体的な役職、部署名

・担当業務領域

・プロジェクト名

・受賞した賞の名称

などは明記しないようにしましょう。

会社のパソコンなどで転職サイトにログインしない

会社支給のパソコンやスマホからうっかり転職サイトへログインすることもあるでしょうが、これはやめた方がよいでしょう。

セキュリティ対策をきちんと行なっている企業は特に、通信ログをチェックしていることもあるため、転職サイトを見ているとバレる可能性が高くなります。

採用担当者へ断りを入れる

個人情報保護の観点から、応募企業が転職者名や応募情報を現職企業や他の企業に流すことはまずありませんが、同業種で横のつながりが深いといった企業間ではうっかり漏らしてしまうことも無きにしも非ずです。

不安な場合、事前に採用担当者に「転職活動をしていることは現在の会社には話していないので、伏せていただけるとありがたいです」と伝えておいてもよいでしょう。

会社にバレにくいおすすめ転職エージェントとは?

転職サイトより会社にバレにくいのが転職エージェンシーです。

転職エージェントは、その企業に入社することで活躍できそうな人材を推薦するコンサルタントのような存在です。

企業がダイレクトに求職者の登録情報を検索できないため、バレる可能性は限りなく低いといえるでしょう。

中でも特におすすめの転職エージェンシーが以下の2社!!

転職サイトの【BIZREACH(ビズリーチ)】

『ビズリーチ』は転職エージェントとしてはまだ新しいですが、すでに業界トップクラスの求人数を誇っています。

日本初の『求職者課金型』を採用しているところは魅力。

登録している求職者の転職意欲が高いことから、ビズリーチ経由での転職成功率は高くなっていて、企業側からの信頼性の高いエージェンシーです。

またビズリーチの求職者登録情報を検索できるのは、ビズリーチと提携しているヘッドハンターだけ。

他の転職サイトよりも設定が厳しいため、会社に情報が洩れる可能性はかなり低いといえます。

またサイト上から、特定の企業やヘッドハンターに対して情報を完全非公開にすることもできます。

dodaエージェントサービス

転職サイトと転職エージェント2つの機能を持つため、公開求人と非公開求人を足すと、なんと求人数は業界トップクラスの13万件以上!!

dodaは『スカウトブロック機能』があり、スカウトブロック企業に設定した企業は、氏名や住所の詳細などの匿名情報を含めたすべての登録情報が閲覧不可となります。

また、勤務先や取引先、関連会社など、登録先企業は全て求職者本人で選ぶことができます。

さらにdodaでは『勤務先会社名』の項目に入力した企業には、自動的にブロックがかかり、情報が非公開になります。

ですのでdodaは他の転職サイトや転職エージェントと比べて、会社にバレにくいといえます。


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