今日のひとこと
マーケッターの仕事が
・自社や自社の商品・サービス
・お客様の属性や特徴
・市場動向、競合先の商品・サービス
を複合的にとらえながら企画を立案するのと同じで、転職活動も応募企業や業界を知ることや自分自身についてより俯瞰的に見ることが重要だと思います。
でも、自分自身のことってよくわからないですよね。
そんな人におすすめなのが『ストレングスファインダー』。
ストレングスファインダーは、人は自分の弱みを直すよりも、強みを最大限活かした方が能力を発揮できるといった考えのもと、アメリカのギャラップ社が開発した自己診断のようなサービスです。
ストレングスファインダーに関する書籍もいくつかあり、巻末には特設webサイトを利用できるコードが印字されているので、アクセスすることで質問に答えながら自分の資質や強みが理解できるようになっています。
※中古本ですでに前所有者がコードを使用している場合は診断が受けられませんのでご注意ください。
転職活動のヒントとしてだけでなく、日常のビジネスにおいて自分を知る上でとてもおすすめの本です。
はじめに
転職活動の際、応募書類や面接対策の前にまず行なうべきこととして「キャリアの棚卸し」がよく挙げられます。
キャリアの棚卸しとはこれまでの職歴を振り返り、自分はどのような職務を行ない、どんな実績を残し、スキルを身につけたかをまとめていく作業ですが、なぜ最初にこうした作業を行なうべきなのでしょうか?
具体的に見ていくことにしましょう。
自分の方向性を把握するため
キャリアの棚卸しをすることによって、今自分が持っているスキルと実績が活かせる企業を知ることができます。
「年収や福利厚生が好待遇だから」「勤務先が自宅から近いから」といったことで応募を考える企業があったとしても、企業側が求めている人物像に自分がマッチしていないと内定を獲得することは難しいでしょう。
そして、自分の方向性がつかめないでいると、転職自体が難しくなってしまいます。
仮に転職できたとしても、自分の強みを活かせない企業を選択してしまえば、モチベーションも下がってしまい、転職を繰り返してしまうだけになります。
キャリアの棚卸しは自分の方向性を明確にしてくれるからこそ必要なのです。

応募業界、職種など選択肢を広げるため
転職を考える際、どうしてもこれまでの延長で自分の可能性を考えてしまいます。
しかし、キャリアの棚卸しは自分の価値観やそれまで気づかなかった自分の仕事観も把握できるので、選択肢に幅が広がります。
例えば営業という職種にこだわっていたとしても、人と接することにうれしさを強く感じる場合、接客やオペレーター、講師なども選択肢に入ります。

いつ転職すべきか知るため
転職は人によっても理由は様々ですが、一時的な感情で思いつき、動いてしまう人も少なくはありません。
しかし、40代の場合、このような勢いで転職してしまってはその後の人生に大きな危険も伴います。
キャリアの棚卸しをすることによって、自分の強みやアピールすべきことも明確になりますが、その逆である弱みもまたはっきりわかります。
応募した企業があったとしても、応募条件や企業が求める人物像に差がある場合、無理に急がず、タイミングが来るまで力をつけるなど、冷静な判断ができるのです。

応募書類作成や面接対策につなげるため
何も考えず応募書類を作ったり面接にのぞんでも、特に40代の場合はまず内定獲得は無理でしょう。
応募書類や面接対策はしっかり自分のことを俯瞰していないと説得力が出ないばかりか、採用担当者に何も伝えることができません。
キャリアの棚卸しをすることによって、書類でも面接でも必ず質問される自己PRの質がよくなるため、応募書類や面接対策につながるのです。


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