今日のひとこと
web面接中、面接官に話しかけられると習性的に相手の顔を見てしまいますが、相手から見えるのはディスプレイ目線。
カメラを見ないと相手を見ていることにはならないので注意しましょう!
はじめに
web面接の際、応募者の多くは自宅から受けることになります。
応募者も面接官も非対面となるため、画面上に映る範囲でしかお互いを見ることはできません。
「面接の際、絶対に伝えたかった自己PRが緊張感で頭から飛んでしまった…」
「話すべき内容が複雑できちんと話せるか不安…」
なんて経験はないでしょうか?
どうせ非対面なら「カンペ」を使ってきちんと答えたいところ。
でも、カンペはそもそも使ってもいいのでしょうか?
また、使ってもよい場合、置く位置はどこが望ましいのでしょうか?

転職web面接の際、カンペは使ってもOKなの?
結論を先に言えば、カンペを使う使わないに正解はないということです。
その企業や面接官によっても受け取り方は違います。
「カンペのあるなしが重要ではなく、人間性がきちんと伝わればOK」
「重要なのはその話している内容」
とカンペ肯定派もいる一方で、
「対面での面接と同じ姿勢で向かうべき」
「受け答えが不自然なので、やめるべき」
とカンペ否定派もいるようです。
応募企業がどのような社風で、面接官はどのような雰囲気の人なのか(すべてわかるわけではありませんが)といったことからカンペの使用を判断してもよいかもしれません。
また、カンペを使うことでなにか後ろめたく、いつもよりかえってドキドキしてしまうなら使用はせず、逆にカンペがあるだけで緊張感が薄らぐようなら使うなど、自分で判断しましょう。
アナウンサーもカンペを使ってニュースを読んでる!?
アナウンサーはニュースを読む際、基本的にはカメラ目線ですよね。
次々に飛び込んでくるニュース。
一つ一つをすべて暗記しているのでしょうか?
実はニュース原稿がカメラに表示されているため、目線が下に向かないのです。

これをiPhoneで真似ていた動画もありました。
これはあくまで参考ですが、つまり、カメラ付近にカンペがあれば多少の不自然さは抑えられるということです。
web面接のカンペ位置はどこがいい?
カメラ周辺に置く

自分の手元近くにカンペを置いてしまうと、ずっと目線が下向きのまま面接を受けることになってしまい、面接官に不信感を与えてしまいます。
そこで、自然なカメラ目線となるようカメラの周辺にカンペを置いておきます。
ディスプレイの後ろに置く

パソコンディスプレイの後ろに置くと、カンペがカメラに映ることもなく、目線もカメラ目線となるため、面接官に怪しまれることはないでしょう。
ディスプレイにカンペを貼る

カメラの左右はスペースがあるので、ここに付箋でカンペを作り貼ります。
この位置も目線は自然なカメラ目線となりますが、付箋がはがれないよう注意しましょう。
ワードなどでカンペを表示させる

ワードなどのファイルをカンペとして使い表示させます。
この方法もカメラにカンペが映ることはありません。
全画面表示で見づらい場合は2つのファイルに分けて使うなどするとよいでしょう。
この方法はカメラ目線から外れてしまうこともありますが、目線を下に向けすぎたりしなければ不自然さは与えないでしょう。
web面接の際の効果的なカンペの書き方とは?
文章にせず、要点やキーワードを書く
一言一句カンペに書いてしまってはスペースが足りなくなってしまいます。
また、目線が不自然で棒読みになってしまい、カンペの存在が面接官にバレてしまうでしょう。
面接では伝えたい内容をきちんと話すことは重要ですが、堂々とハキハキ話すことも同じくらい重要です。
カンペ内容は要点やキーワードのみにとどめましょう。

話す順番をメモしておく
要点やキーワードだけをメモしておくと、話す順番を忘れてしまい、結果わかりづらくなってしまうことがあります。
相手にわかりやすく伝えるためには論理的に話すことが重要になります。
カンペには話の順番も書くようにしましょう。
この際、キーワードと話の順番が一目でわかるマインドマップがおすすめです。
見やすく大きく書く
カンペの文字が読みにくく小さいと、どうしてもカンペに顔を近づけてしまいます。
これでは視線や動きが不自然になってしまいます。
カンペはできるだけ見やすく大きな文字で書くようにしましょう。

もしもweb面接中、面接官にカンペがバレてしまったら?
下手にごまかしてしまっては余計に怪しまれてしまい、かえってマイナス印象を与えてしまいます。
正直にカンペを見ていることを伝え、誠実に対処しましょう。
焦ってしまってはその後の質問にも影響が出てしまうため、まずは深呼吸しながら落ち着きましょう。
カンペは賛否両論ですが、使用する際はこうしたリスクもあることを事前に頭に入れておくようにしましょう。

転職エージェンシーならweb面接のアドバイスもしてくれます
転職エージェンシーは求人情報の紹介の他、応募書類作成や面接対策、応募企業についてのことを詳しく教えてくれます。
もちろんweb面接対策もアドバイスしてくれるため、登録してみてはいかがでしょうか。
おすすめの転職エージェンシー
選ばれた人だけの会員制転職サイト BIZREACH利用者数が伸びているエージェンシーです。
転職サイト機能と転職エージェンシー機能があり、求職者の意思が高いことに特徴があり、企業も積極的に採用しています。
dodaエージェントサービス求人数が豊富で、プロのキャリアコンサルタントのアドバイスが的確です。