「転職面接が30分で終わった…」これ、いったいどういう意味?

面接

今日のひとこと

わたしは新卒採用の際、東京の某テレビ局を受けました。

一次面接では数百人が次から次へと大面接室に入り、1対1で行なわれる面接テーブルにつくのですが、私を含めほとんどの学生がなんと5分程度で終了したのです!

いったい何がわかるんだ!とこのときは毒を吐きまくりで、いっしょに受けた友人と面接終了後にたまらず飲みに行きましたが、いま面接官の立場にもなっているため当時のことを振り返ると、面接官の気持ちもなんとなくわかるんです。

それだけ外見や雰囲気にその人のメッセージが出るのかもしれませんね。

はじめに

一般的に多くの企業では、転職面接にかかる時間は30分~1時間程度とされています。

しかし、中には30分以内で終わってしまったという人も。

不採用決定で早く終わってしまったのか?と不安になってしまいますが、はたして面接が短時間で終わってしまうその理由は、どのようなことが考えられるのでしょうか?

30分以内での転職面接終了は黄色信号!?

企業によっても異なりますが、30分以内で転職面接が終了となった場合、不合格の可能性が高いです。

わたしが20代の頃、初めての転職面接の際、30分以内で終わってしまった経験があります。

今思えばわたしにも原因はありますが、50代後半の面接官とどうしても話が合わず、お互い会話のキャッチボールが全然できていないことが面接中にわかりました。

まぁ、これは面接時間というより、手応えでわかってしまったということですが。。。

面接官になってみても、その人のことを詳しく知りたいと思えない場合、はやめに切り上げたいと考えてしまいます。

では、どんなときに詳しく知りたいとは思えないのでしょうか?

第一印象で面接の合否はほぼ決まってしまいます

面接対策をする際、自己PRや志望動機、退職理由などを入念に練習し、「よくある質問」などを参考にどう答えるかを考える人は大勢いるでしょう。

しかし、これも面接官になってみるとわかりますが、第一印象を大切に考えていない人も案外大勢います。

服装や雰囲気、顔つき、姿勢、オーラなどは非常に重要で、見た瞬間デキる、デキないがなんとなくわかってしまうものなのです。

「そんなパッと見で合否が決まるのか?」と思うかもしれませんが、面接は約1時間なので、第一印象で先入観を持たれてしまうと、挽回するのが大変です。

入室前から「第一印象が大事!」と必ず意識しましょう。

どうしたら第一印象を良くできる?

服装や髪型には清潔感を心がけよう!

男性の髪型マナー

・前髪は目にかからない

・短めのもみあげ

・耳にかからない長さ

・襟足はシャツの襟にかあらない

女性のヘアスタイリングマナー

・目が髪の毛で隠れていない

・お辞儀をした際に顔が髪で隠れない

・なるべく耳を見せる

・ヘアスタイルが乱れる場合はヘアスプレーで固める

男性の服装マナー

・スーツやワイシャツにシワがない

・ワイシャツは白が基本で、色付きならなるべく薄めのものを選ぶ

・シンプルなネクタイで主張しすぎないものを選ぶ

・靴下はダークカラーで地肌が見えない長さ

・スーツのズボンに折り目が付いている

女性の服装のマナー

・スーツやワイシャツにシワがない

・スリットにほつれがない

・スカートは座った時にひざにかかるくらいの長さ

・パンツスーツ着用の際はパンツの折り目が付いている

入室から着席は特に丁寧に!

面接官の視線が最も集まる瞬間です。

面接中は資料等に目が行く面接官でも、入室から着席までは全員凝視していると思ってのぞみましょう。

ノックは3回、お辞儀の角度、着席は浅めになどマナーを守って丁寧にふるまいましょう。

自己紹介は強みやアピールポイントをまず述べて簡潔に!

最初の自己紹介からダラダラと結論が見えずに話してしまうのはマイナス印象です。

結論から先に述べ、理由や具体例を述べるPREP法を参考に簡潔にまとめるようにしましょう。

こちらも参考にしてください ↓ ↓ ↓

自己PR作成に有効的なPREP法、40代転職希望者の方はご存知ですか?
40代転職希望者が自己PRを効果的につくるためには「プレップ法」を活用するとよいでしょう。 プレップ法はPoint、Reason、Example、Pointの頭文字「PREP」で、この順番で構成していくとわかりやすく魅力ある自己PRができます。

面接官は求職者のこんなところを見ています

入社後いっしょに働きたいと思えるか

面接官が「入社後いっしょに働きたい」と思うポイントは、中途採用の場合は特に即戦力となり得るかどうかです。

増員ならまだしも、欠員補充の場合はより一層即戦力が求められます。

そのため、職歴やスキル、実績など要点をまとめてわかりやすく答えるようにしましょう。

また「いっしょに働きたい」と思えるのは仕事面ばかりでなく、人としてどうか?というポイントも非常に重要です。

暗く何を言っているのかわからない人より、明るくハキハキ答えてくれる人がよいでしょう。

また、堅物タイプより、面白さがにじみ出ている人の方がいっしょに働きたいでしょう。

無理に自分を取り繕う必要はありませんが、社会人として場の空気がきちんとわかることが大切でしょう。

採用することで成長してくれるかどうか

入社後、成長できるかどうかは会社にとっても求職者にとっても重要です。

会社はこの人を採用して、仕事を通じて成長してくれるかどうかといった視点で面接します。

そのため、求職者は自分が持っているスキルや実績をその会社でどのように活かそうと考えているかきちんとアピールできるようにしましょう。

面接時間内で好印象を与えるには?

自ら行動できることをアピールする

企業は目的達成や問題解決の際、指示待ちタイプの人物より、自ら考えて行動できる人物を高く評価します。

そのため、例えばマーケティング職なら

「モノが売れるにはどうするかではなく、人が買う行動を起こすにはどうしたらいいのか、こうした顧客視点にこそ注力し、上司や同僚と議論したり、自分なりに研究してきました」

など、価値観や行動事例を入れて自己PRするとよいでしょう。

面接中に前職の不平不満は言わない

転職を決意する際というのは、多かれ少なかれ必ず前職に対して不平不満はあるものです。

それは面接官もわかっています。

しかし、その不平不満を話し、自分の行動の正当性を訴えようとすればするほどマイナス印象になってしまいます。

不満を話すにしても、それを解決するためにどのように行動し努力しようとしたのかを話しましょう。

また、転職理由や退職理由は「〇〇がイヤだったので辞めました」より「〇〇がしたいと思って辞めました」と話した方が良い印象を面接官に与えることができます。

質問は面接官について知る

逆質問の際は、もちろん仕事内容や福利厚生など不明瞭なことを質問しますが、「どんな仕事がしたくてこの会社に入社したのですか?」「入社されてから気づいたこの会社の魅力とは?」とその面接官が会社のことをどのように考えているのかを聞くと、より自分に合うか合わないかがわかります。

また、面接官の立場としても、求職者が自分に興味を持ってくれていると思い、うれしくなるものです。

面接が苦手な場合は転職エージェンシーがおすすめ

面接は一人で対策しようと思ってもなかなかうまくはいきません。

家族や知人といっしょに模擬面接をするといった策もありますが、面接が苦手な人はわたしもそうですが、シャイな人が多いため、それもきっと難しいでしょう。

そんなときにおすすめなのが転職エージェンシーです。

求人紹介はもちろん、応募書類作成の際の添削や面接対策、年収等の交渉も行なってくれるため、登録されてみてはいかがでしょうか。

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