今日のひとこと
私は履歴書の自己PRにはプライベートを含めた素の自分の価値観をアピールし、職務経歴書ではそれまでの職歴を通じた仕事観を書いて自分を伝えていました。
履歴書などはフォントサイズでいうと8~9ポイントぐらいのチョー小さな文字で書いていましたが、それでも各企業ともしっかり読んでくれていたのがうれしかったです。
はじめに
応募書類作成の際、自己PRは履歴書にも職務経歴書にも記載するのが一般的ですが、2つの書類で記載内容は変えるべきなのでしょうか?
履歴書と職務経歴書、それぞれの役割についてまずは見ていくことにしましょう。
履歴書と職務経歴書の違いとは?
履歴書
求職希望者の個人情報が書かれた書類となります。
具体的には住所、氏名、電話番号、メールアドレス、生年月日、性別、学歴、職歴などです。
履歴書は採用後、総務や人事で保管されます。
履歴書の自己PRのコツとは?
取得資格、スキル、実績等でアピールしたいことをわかりやすく端的にまとめるようにしましょう。
職務経歴書
求職希望者のこれまでの職歴の他、職務内容やスキル、実績、取得資格、表彰されたこと、退職理由、志望動機などが書かれた書類となります。
採用担当者は職務経歴書を中心に書類選考を行ない、面接での質問も、この書類から補足説明が求められます。
職務経歴書の自己PRのコツとは?
履歴書の自己PRを理由づける内容にしましょう。
これまでの職歴、経験、成果に基づいた具体的な内容にしましょう。

職務経歴書の自己PRを作成する際の注意点とは?
応募先が求める人材に合った職歴、スキルを記載しましょう
応募先企業はどのような人材を必要としているのかを事前によく確認した上で、応募先ニーズに合うよう職歴・経験、スキルを記載し、即戦力として働けることをアピールしましょう。
具体的なエピソードが書かれているとより説得力が増します。

熱意や気持ちを伝えましょう
職歴、スキルの羅列ばかりでなく、「貴社でどうしても働きたい」といった強い希望、熱意をしっかり伝えることが大切です。

適切な量で書きましょう
これまで行なってきたことや熱意を伝えようとするがあまり長文となってしまいがちですが、読みやすい文字の大きさや適切な量で書くようにしましょう。
読みづらさは採用担当者にマイナス印象を与えてしまいます。

アピールすべきポイントはどのようにして見つければいいの?
実績をあげたエピソードを整理しましょう
これまでの職歴の中で成果をあげることができ、周囲の人や会社から褒められたり、高い評価を得たものはなかったか、列挙しながら整理してみましょう。
成果は数字や比較材料になるものがあるとより説得力が増します。

仕事のために学んだことを整理しましょう
これまでの職務を行なう上で学んだこと、勉強したことを列挙し整理しましょう。
ビジネス書やセミナー、資格取得など、何を学んだのか振り返ることが大切です。
また、実績や目立った成果がなかったとしても、応募先企業が求めることを勉強していたとすれば、その知識や積極性も重要なアピールとなるため、きちんとまとめてみましょう。

価値観はどんなことか、一言でまとめられるようにしましょう
人によって仕事においての価値観は異なります。
「自分で決めた目標を必ず達成する」「周囲と喜びをわかちあって成長したい」「とにかく会社のためになることを行なう」など、どのようなことを大切にして仕事を行なっているのか、価値観を一言でまとめられるようにしましょう。
