40代転職希望者が書類選考通過率を上げるための5つのポイントとは?

履歴書&職務経歴書

今日のひとこと

わが家には今年で3歳になるオスの柴犬がいます。

娘と息子が「まる」と名づけ、とにかく元気いっぱい暮らしています。

生まれたばかりの頃、まんまると丸くかわいい容姿だったために「まる」と名づけたとわたしは思っていたのですが、子どもたちにいまさら確認すると「巨人の丸選手に似ているから」と信じられない答え。

「まる」って苗字だったのかと愕然とするわたし。。。

平和っていいですね。

40代転職希望者は応募書類作成でどんなことに気をつけたらいいの?

40代での転職は、20代30代の方々より不利であるというのが一般的な考え方です。

だけど、たしかに若い方々と同じように、キャリアや実績が乏しかった場合はこのようなこともいえると思うのですが、経歴やこれまで行なってきたことをきちんと応募書類でもアピールすることができれば、少なくとも書類選考にはパスできるはずです。

これ、わたしの経験談です。

そこで今回は、40代の転職希望者が書類選考の通過率を上げるための5つのポイントを見ていくことにします。

まずその前に、どのような方々が書類選考で不合格となっているのか、具体的に整理しながら解説していきます。

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経験やスキルが乏しい、もしくは企業側のニーズと一致しない

40代の場合、ご家庭を持っている方々が大半であり、家族のために早く内定を獲得しなきゃと気になる企業の採用試験を片っ端から受けられる方も多いかと思います。

しかし、それまでの経験やスキル、実績が乏しかったり、そもそも採用する企業が望んではいない人物像だと、書類選考の段階で不合格になってしまう確率が高いため、再度、自分は何がしたくてどんな職務でその企業に貢献できるか整理するようにしましょう。

企業の採用条件に合っていない

書類選考の段階で、企業の採用条件と合わずに不合格となってしまうものに希望年収が挙げられます。

企業側が想定していた年収額より求職者が希望する年収があまりに高かった場合、また、企業側が求人票に想定年収を記載していなくても、前職年収を考慮して給与額を決める際、ここまでの希望額は出せないと判断され、結果不合格になってしまうケースもあります。

このあたりは交渉のせめぎあいですよね。求人票ばかりでなく、web上にある企業情報なども参考にして希望年収を提示するのもよいでしょう。

また、希望勤務地もミスマッチが起こりやすい条件の一つであり、企業側が転職可能性ありを謳っているのに対し、求職者側が転職不可を希望した際は、不合格となってしまう確率が高くなります。わたしはまさにこれで不合格となりました。

「長期に渡る「出張」であれば検討します」と答えたものの、やっぱりダメでした。。。

転職回数が多い

40代の転職の場合、転職回数が多いのはやはり不利になってしまいます。

確たる理由がある際はしっかりアピールすることでむしろ有利に働く場合もありますが、前職を短期間で辞めていたり、採用してもまたすぐに辞めてしまうのではないかと判断されると、それだけで不合格となってしまいます。

他に、前職退職後、職に就いていない期間が長い場合も、仕事や働くことに対する姿勢を疑問視され、不合格になるケースが多くなります。

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他の求職者との比較で劣っている

企業側の求める人物像や希望条件に合致していても、こうした求職者が他にも多数いた場合、不合格となってしまいます。

同じような経験やスキルであれば、企業側は長く勤めれることができる若い人を採用したくなるからです。

では次に、書類選考通過率を上げるための具体的な5つのポイントを見ていくことにしましょう。

経験職務をすべて洗い出してみましょう

職務経歴書を作成する前に、経験した職務を年別にすべて洗い出してみましょう。

その際、例えばあるプロジェクトに多少関わっただけのものや、サポートとして別部署の仕事を手伝ったものでも挙げていくことが重要となります。

まったくの経験なしなのか、少しでも経験があるのかによって企業の合否判断が分かれるため、最初から「こんな経験はアピールしても仕方ない」と判断せず、最初はとにかく列挙するようにしましょう。

そのうえで、何に気づき何を学んだかを掘り下げて考えると、多少の経験の中にも重要な気づきが隠されている場合もあり、経験そのもののアピールより強いアピールができる場合もあります。

ただし、経験や実績が豊富な方の場合、職務経歴書を何枚も作成しても企業側も読むのが大変になってしまい、マイナス印象を与えかねません。

こうした場合は、希望する企業がどのような人材をほしいかをよく考え、自分の経験の中でどれをアピールすべきか整理するようにしましょう。

職務経歴書は経験職務の事柄だけでなく、どのような経緯で何を生み出したかアピールしましょう

先ほどもお伝えしましたが、経験職務をまず列挙し次にどのような経緯で進行し、何を実績として生み出したのか?そして、そのプロセスや結果から何に気づき何を学んだかも記載するとよいでしょう。

事柄のみの経験では他の求職者と差別化しづらくなってしまいますが、心の経験はオリジナリティーにもつながるため非常に重要になります。

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特にアピールしたい個所を工夫して記載しましょう

職務経歴書の中で特にアピールしたいことはフォントを変えたり、フォントサイズを大きくしたりするなどして目立つような工夫をしましょう。

また、企業側は直近の前職から順に職務経歴書に注目していきますが、過去の職務でアピールしたいことがある場合は、別に自己PR欄を設けるなどして、そこに要点をまとめて書くようにしましょう。

企業側の採用担当者を意識した書類作成を心がけましょう

せっかく職務経歴書を作成しても、読みにくい、わかりにくいと判断されてしまっては不合格につながります。

求める人物像であっても、文章力が乏しく読みにくかったり、異業種の専門用語が多く書かれていたりすると、「相手への配慮ができない人物」と判断されてしまうこともあります。

知らない人に自分を知ってもらうことを意識し、文章や用語はわかりやすく、項目ごとにまとめてフォントや『』【】、箇条書きの冒頭に必ず●をつけるなど、読みやすい工夫も行うようにしましょう。

相手企業の不安、疑問を先回りして答えるようにしましょう

企業側の求職者に対する不安項目として

・前職をすぐに辞めてしまった

・転職回数が多い

・前職退職から時間が経過しすぎている

などが挙げられます。

こうした場合、そのままの事実だけではマイナスとして判断されてしまうため、ネガティブな理由ではなく、ポジティブな理由も添えて記載するようにしましょう。

「前職をすぐに辞めてしまっても〇〇 を感じ学んだ」

・「転職回数が多くても〇〇を経験している」

「前職を退職してからこんな経験ができた」

など、前向きな理由があれば逆に他とは違うアピールにもつながるため、相手企業が不安に感じ、疑問に思うであろうことは先回りして記載するようにしましょう。

いかがでしたか。

「40代だから書類選考通過も難しいのではないか…」と考える方も多いかもしれませんが、何ができてどう貢献してくれるかといったアピールがしっかり伝われば、むしろ経験豊富な人材と判断し、通過率も上がります。

そのためには繰り返しになりますが、職務を列挙し、何に気づき何を学んだのか。これを相手の立場に立ってわかりやすく読みやすく記載するようにしましょう。

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