今日のひとこと
大学時代、約400kmの道のりを2日かけて自転車で走破したり、アメリカやメキシコへ放浪の旅に出ていたわたし。

冒険心は大人になってもつづき、転職も3回。…などとオールオッケー、自分を調子よく肯定してしまうちゃらんぽらんぶりに自分で拍手喝采。
とまぁ、今回のテーマ、キャリアの棚卸を行なう際、余力があれば大学時代さらにそれ以前の自分も振り返ってみましょう。
経験豊富な40代こそ、キャリアの棚卸しはきちんと行ないましょう
転職を行なう際、大半の企業から履歴書と職務経歴書の提出を求められます。
職務経歴書はこれまでのあなたの職歴を紹介するものであり、新卒時からこれまでのことを振り返らなければなりません。
この振り返りやこれまでの職務内容をきちんと把握することをいわゆる「キャリアの棚卸」と呼んでいます。

40代の転職希望者の場合、経験が豊かなためこのキャリアの棚卸だけでも大変な作業ですが、応募書類を作成するためだけでなく、面接対策にもなる重要なことなので、手を抜かずしっかり行ないましょう。
今回はこのキャリアの棚卸について、具体的な方法を見ていくことにしましょう。
1. 自分の職歴を振り返ってみましょう
新卒からこれまでの間を振り返りましょう。
40代ですでにいくつか転職経験のある方は社名や配属部署の人数等を書き出し、職歴を在籍していた企業ごとに見ていきましょう。
そして、勤務先や配属部署にそれぞれ何年ほどいたのか、またどんな仕事を行なっていたのかを洗い出してみましょう。

ここで注意があります。
例えばある企業で10年働き、営業職に6年、マーケティング職に4年就いた場合、経験年数の多い営業職を強みとしてしまう方、いらっしゃいませんか?
以前、わたしもついついそのように考えていましたが。。。
もちろんその後のマーケティング職より営業職の方で多くの実績を残していたり、応募企業が営業経験者を求めているのであれば、ここにアピールすべき重点を持ってきて問題ありません。
しかし、重要なのは最初から年数だけで強みや価値を決めてはいけないということです。
もし、営業職の実績が原因となってその後のマーケティング職に抜擢されたのであれば、このマーケティング職という職務の方が価値は高いからです。
つまり、同じ会社で配属部署や職務が変わったといった場合、その原因はどこにあったのかといったことも探ることが大切になります。
2.職務の価値を判断していきましょう
前述のとおり、年数だけで強みや価値を決めず、複合的な指標で判断していきましょう。
年数はあくまで基本となる指標ですが、在籍だけでなく何を何年行なっていたのか見ていきましょう。
これは応募企業もどのような職務を任せることができるのかといった判断材料になるため非常に重要です。
次に40代の方だと多いと思われますが、役職などを与えられていた場合、これも強みや価値を判断できる大切な指標となります。

部下はどのくらいいて、どんな指示を出しながら組織をまとめ、任務を遂行したのか?
そしてどんな実績を組織として出すことができたのか?
あなたのリーダーシップ力を測定する大切な指標であり、役職内容をうまく伝えることで応募企業のあなたへの期待感も高まります。
3.職歴を俯瞰し、自分の武器を把握しましょう
ここまでの流れでキャリアの棚卸はほとんどできましたが、職歴を一度俯瞰し全体を見ながら自分の武器をしっかりつかんでいきましょう。
これまでの職歴を通し、自分にはどんな目的があって何を行なうことができたのか?
そして、今後何を行なっていきたいのかを再度よく考えましょう。
転職の場合、多くの方は前職に何かしらのマイナス要因があって新たな勤務先を求めるわけですが(実際のところ、わたしも3回の転職すべてマイナス要因はありました。。。)したくないことから避けるだけの転職ではその後の自分の進み方がわからず、道に迷ってしまうことも往々にして起こり得ます。
自分が次に行なっていきたいこと、この道の方が自分をより活かせるといった、したいことに意識を向けた武器探しを行なうようにしましょう。


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