今日のひとこと
「趣味がないんだよね」という人ってわたしの周りにも大勢います。
でもわたしは一生「趣味がないんだよね」とは言わないと思います。
とにかく趣味だらけ。趣味で人生が作られてる感じです。
マーケティング職に関わる人もわたしのような趣味だらけ人間ばかり。
未経験どうのこうのより、ここにポイントがあるようなないような。
はじめに
転職を検討する際、マーケティング職を希望する人は多いようです。
わたしは転職を3回しましたが、すべてマーケティングに関わる職種です。
そのため、採用担当者から「本当にこの職務を行なえますか?」といった質問は受けたことがありませんが、経験を通じて未経験者でも採用試験に突破するポイントは知っています。
今回はマーケティング職の仕事や適性、スキルなどを見ていくことにしましょう。

マーケティング職の仕事内容とは?
マーケティング職は市場動向や顧客属性を調査し、商品やサービスが売れる仕組みを作り上げる仕事になります。
しかし、一口に「マーケティング職」といっても様々な仕事内容があるため、転職活動の際は求人内容をよく確認する必要があります。
以下がマーケティングの主な仕事内容です。
仮説・調査・分析・課題発見
自社の方針に従い、仮説を立てた上で調査を行ない分析し、今後の課題を発見します。
調査は市場調査や顧客へのアンケート(電話、web、郵送)また競合他社の動向調査などもあります。
企画立案・広告
発見された課題をもとにコンセプトを固め、企画を立案します。
企画は特定した顧客に商品・サービスを購入していただくため、最適な媒体を用いてアピールできるよう仕組みを作っていきます。
また販売地域、顧客層、広告やキャンペーンといった販売方法を検討して売上予測を立て、販売戦略を企画しながら他部署(営業など)と協働することもあります。

マーケティングの種類
マーケティングには種類が多岐に渡りますますが、近年売上が伸びているネット通販やwebサイトを通じたマーケティングの種類をここでは解説していきます。
顧客管理(CMR)
顧客管理はCMRとも呼ばれ(Customer Relationship Management)、顧客データを分析し、アプローチ方法やその内容、頻度などを設定、管理する仕事になります。
通販の現場では資料請求や商品購入などの際、顧客自らが情報を入力してくれ各企業で顧客リストが容易に作成できるようになったため、このCMRに注目が集まっています。
ダイレクトレスポンスマーケティング
広告やwebサイトなどで告知、発信した情報に反応する形でレスポンスのあった顧客に対し、ダイレクトに商品やサービスを販売するマーケティングです。
通販やwebサイトの資料請求などがこれにあたります。
webマーケティング
ネット通販の購入履歴や閲覧履歴など、ターゲットとなる顧客層がweb上に残した情報を収集し、顧客の嗜好や傾向を分析するマーケティングです。
分析データをもとに商品・サービスの広告戦略、webサイトの企画や他部署との連携で商品開発やキャンペーン立案なども行なうことがあります。
コンテンツマーケティング、SNSマーケティング
ブログやwebサイトを用いて自社そのものや商品・サービス周辺情報を発信し、顧客の購入につなげていくのがコンテンツマーケティングです。
また、SNSを利用して販促活動を行なうのがSNSマーケティングです。
マーケティング職に求められるスキルとは?
前述の通り、仮説・調査・分析・課題発見・企画・広告がマーケティングの仕事内容になります。
そのため、
・自社にとって何が問題あるかを見抜く力
・収集したデータを分析するスキル
・広告や販促を企画するスキル
・コピーライティングスキル
・社内外に企画を伝達するプレゼンスキル
・(他部門との連携も多いため)コミュニケーションスキル
などが求められます。

マーケティング職に向く人とは?
マーケティングは各種データなどで数字を扱うことが多いため、「数字に強い人が向いている」といわれることもありますが、わたしはあまりそのようには思いません。
分析ツールは年々進化しており、人を介さなくても数字をはじいてくれるからです。
それよりもモノゴトを順序だてて分析や企画し、真因を見極める洞察力や周囲に関心が持てる好奇心旺盛な人の方が向いているように思います。
また、様々な年代や性別を問わない友好関係を築ける人がマーケティング職には向いています。

未経験からマーケティング職に転職するために
ダイレクトレスポンスマーケティングでは広告のディレクションやコピーライティングスキル、webマーケティングではwebに関する知識やスキルも求められるため、未経験者では不利になってしまうことはあります。
さらに応募条件が「欠員補充」による場合は即戦力が重視されるため、未経験者の転職は難しいかもしれません。
しかし応募条件が「事業拡大」や「増員」の場合、こうしたスキルは入社後でも身につけることができるため、考え方や話し方に論理性があり、好奇心旺盛で発想力のある人など、未経験でもマーケティング職に転職できるチャンスは十分にあります。


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