今日のひとこと
広告代理店時代、紙袋一つでサイパンまで行ったマツオさんという上司がいました。
とにかくラフで、夏場はアロハに短パン、サンダルで出社と、社会人失格的服装を好まれる方でした。
しかし、面接担当者となったときだけはビシッとスーツにネクタイ姿。
この人にも一応、TPOはあるんだとしみじみ思いました。。。
大人らしさと清潔感を意識しましょう
転職歴3回のわたしですが、受ける側だけではなく、じつは採用担当者として何人もの転職希望者も見ています。
そこで今回は40代転職希望者の男性が面接時の服装で気をつけたいポイントをまとめてみました。
重要なポイントは「大人らしさと清潔感」です。
この２つのポイントをおさえることができれば採用担当者に好感を与えることができるでしょう。
スーツのポイント
色は黒や紺といったダーク系で落ち着いた感じがおすすめです。
一方、ブルー、ライトグレー、ベージュなどは明るいため、面接ではあまりおすすめできません。
イケてる人を表現するより、安心して仕事を任せられる人といった印象を与えた方が良いでしょう。
これは柄についても同様で、目立つストライプなどは論外であり、できるだけ無地の方が無難といえます。
また、極端にタイトなシルエットやルーズなものは大人らしさとはかけ離れてしまうため、ノーマルなものを選ぶようにしましょう。
ただし、私服勤務のIT関連やベンチャー、クリエイティブ系の職場の面接の場合、スーツではなく、ジャケットやパンツなどの方が好感を与える場合もあるため、事前によく確認するようにしましょう。
ワイシャツのポイント
無地の白や明るめのブルーが清潔感を与えるためおすすめです。
一方、黄色やピンクは明るさを演出できても、大人らしさには欠けてしまうため、面接ではおすすめできません。
ストライプやチェック柄も安心して仕事を任せられるという観点でいうと弱いため、避けるべきです。
また、濃い色のワイシャツは清潔感に欠けるため、こちらもおすすめはできません。
ワイシャツの襟はレギュラー、ワイド、ボタンダウンはOKですが、極端に開いたホリゾンタルや開きが狭いナローショートはNGといえます。
ネクタイのポイント
小物もあくまでビジネス用でまとめましょう。
小物も服装と同様に大人らしさと清潔感を意識することが重要です。
ネクタイは派手な柄やビビッドな色は、面接には不向きです。
ただし、ネクタイまで落ち着いたダーク系にしてしまうと、スーツとのバランスで覇気がなく見えてしまうこともあるため、極端な色柄は避けるということを意識するようにしましょう。
靴のポイント
靴は黒か茶系で革靴が一般的です。
個性的な形のものやカジュアルなデザインのタイプは落ち着いた印象を与えることができないため避けた方がよいでしょう。
また靴下はスーツや靴とのバランスを考え、できるだけ無地で黒、紺、グレーを選ぶようにしましょう。
カバンのポイント
カバンはビジネス用のタイプで黒か茶を選びましょう。
大きさはA4ファイルサイズのものが一般的です。
それより大きすぎたり小さすぎたりすると、面接では場違いの印象を与えてしまうため、避けるべきでしょう。
また、面接時のカバンは手提げが基本です。
肩掛けは避けた方がよいですが、リュックやトートバッグはカジュアルすぎるのでNGです。
腕時計のポイント
腕時計もやはり、大人らしさを意識したものがよいですが、カジュアルなものや派手なものしかもっていない場合、腕時計をしないで面接を受けた方がよいでしょう。
そして、腕時計以外の装飾品もつけない方が無難です。
面接会場へ向かう前に身だしなみもチェックしましょう
髪型
長髪は清潔感からかけ離れてしまうため、耳にかからない長さが基本といえます。
また、面接時に茶髪は安心して仕事を任せられるといった印象を与えることが難しいため、黒く染め直した方がよいでしょう。
ただし、白髪まで黒く染める必要はなく、あくまで自然体でOKですが、不潔な印象を与えないよう、面接前にはきちんと散髪するようにしましょう。
ヒゲや爪
ヒゲは面接時には剃った方が清潔感を与えますが、ヒゲをはやしても不潔に見えないようしっかり整えて面接にのぞむようにしましょう。
また、鼻毛が出ていたり、書類提出時に伸びた爪や汚れが詰まった爪を採用担当者に見られてしまうと、不潔な印象から合否に影響を与える恐れもあるため、前日にはきちんと確認しておくようにしましょう。
におい
日常、香水をつけている男性も、面接時はしないようにしましょう。
自分ではいいにおいと思っていても、香りの好みは人によっても違います。
ただ、体臭は自分も周りも気になる場合もあるため、そのような場合は無香料の制汗剤などを選ぶようにしましょう。
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