今日のひとこと
マーケッターはある商品をお客様にお伝えする際、戦場(市場)をどこにすると優位に立てるのか?お客様とはいったいどんなお客様なのか?その商品はお客様にとって何に役に立つことができるのか?などとても多面的に考えていきます。
転職の自己PRもいっしょですよね。
自分という商品は他人と何が違って、どんな強みがあるのか?自分はどんな戦場(業界や企業)で闘うと優位に立てるか?など、一方向からだけでなく様々な視点でとらえることが重要になります。

わたし、 マーケッターなんでこの分析系、けっこう好きなんです。
今回のテーマは企業研究ですが、効率を上げるためのやり方すこしご紹介します。
調べたことはノートに記録しましょう
企業研究で調べた情報は頭の中だけでインプットせず、あとで何度も見直せるように必ずノートなどに記録しましょう。
わたしは以前、どの企業でも使えるようなフォーマットを作っておいたのですが、同じ業界内での様々な企業比較がしやすくなるので、これはとてもおすすめです。
ノートを書くよりデータ保存した方が良いという方はもちろんエクセルやスマホのメモなどでもかまいません。
ポイントをなるべく簡潔にし、その企業の強みや特徴がどんなところにあるのか明確にわかるようにしておきましょう。

企業研究の目的からブレないようにしましょう
企業研究は、
・自分の希望に合致した企業かを判断するため
・企業ごとの特徴をしっかり把握するため
・志望意欲を論理的に伝えるため
主にこのような目的で行ないます。
しかし、企業研究を行なっていくと、あれもこれも調べすぎてしまい、こうした目的からブレて、ただ企業に詳しくなってしまう方もいらっしゃいます。
あこがれが強い企業だと、いつの間にか余計なことまで知ろうとしたりして。
わたしにも経験があります。。。
企業研究は企業について詳しく知るといったことがそもそもの目的ではなく、転職活動をスムーズに行なうための準備作業の一つだということをたえず意識して行ないましょう。

企業研究自体にあまり時間をかけないようにしましょう
前述の続きでもありますが、企業研究自体に時間をかけすぎるのはナンセンスです。
転職活動では自己PR、退職理由、志望動機を明確にした上で、応募書類の作成や面接対策も行わなくてはならず、やるべきことはたくさんあります。
転職活動で行なうべきことを列挙し、優先順位をつけ、企業研究自体にあまり時間をかけないよう効率よく行なうことが重要です。

企業を多角的に調べてみましょう
企業研究ではその企業の良いところばかりに目が行きがちですが、悪い面や弱みなどもきちんと調べてみましょう。
特にホームページなどは良いことしか書かれていないことが大半です。
こうした情報だけを鵜呑みにしていると入社してから「こんなはずではなかった」といったことが起きてしまいがちです。
例えばその企業に詳しそうなハローワーク職員、転職エージェントなどに話を聞き、第三者の視点で語ってもらってもよいでしょう。
また、口コミサイトなどはその企業に実際務めていた退職者などが書き込むことも多々あるため、生の声を調べてみるのもよいでしょう。
ただし、口コミサイトの企業退職者は一方的に不平不満を書き込んでいることも多いので、あくまで情報を参考程度として扱い、冷静な視点でジャッジするようにしましょう。


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