今日のひとこと
母が孫たちと話を合わそうと努力をしているのはわかるけど、YOASOBIをHIASOBIなどと連呼するのを小耳にはさんでしまい、思わず「無理しなくていいから」と言ってしまいました。。。
はじめに
転職活動では求人検索はもちろん、業界研究や企業研究など事前の情報収集が勝敗のカギをにぎっています。
「求人票がなんとなく魅力的で」これでは情報収集がまったくできておらず、結果はまず不合格でしょう。
今回は「転職活動ってどんな情報収集すればいいの?」といったお悩みに、わたしが経験したいくつかのポイントをご紹介します。

求人票以外で知るべき情報とは?
仕事内容の詳細 | 求人票では仕事内容の概要など簡単な記載しかされていないことも多い |
教育や研修制度 | スキルアップ研修や入社後の教育体制についての情報収集 |
会社の雰囲気 | 長年勤める上で非常に重要な要素 |
働くスタイル | 企業側が社員にどのような働き方を求めているかおさえることで自己PRや面接に活かす |
キャリアアップ | 中途採用者でも目指せるポストや身につけられるスキルなど、その企業に入社してやりがいを持って働ける環境なのかをチェック |
ワークライフバランス | 転勤や異動の有無、その期間や海外出張の有無・頻度、有給休暇取得率、平均残業時間など自分の希望条件に合致する環境なのかをチェック |
仕事内容の詳細
求人情報には仕事内容の概要など簡単にしか記載されていないこともあります。
自分の職歴やスキルやが活かせる仕事なのか、将来のスキルアップが期待できる会社なのか、詳しく確認しておかなければなりません。
「こんなはずじゃなかった」そんなミスマッチが起こらないよう、しっかり対策しましょう。
教育や研修制度
スキルアップするための教育体制、研修体制はしっかりしているのか確認しましょう。
また仕事は即戦力としてすぐに前線でスタートするのか、新たなことにチャレンジできる研修はあるのかなどの教育環境も確認しながら入社後の働き方をイメージしましょう。
会社の雰囲気
社歴の浅い者でも活躍できる社風なのか、年功序列型の堅実な社風なのか、縦社会的で体育会系の職場なのか、風通しのよいアットホームな職場なのか、などいくらこれまでの職歴やスキルを活かせる会社でも、社風が合わなければ長くは勤められないでしょう。
自分に合った社風の企業を選ぶために、きちんと情報収集しましょう。
働くスタイル
個人の主体性やアイデアによって実績を出すことに重きを置いているのか、チームワークでメンバーと協力して働くことに重きを置いているのか、どのような働き方を企業側が重視しているのか事前に知っておくことで、応募書類作成や面接対策に活かしましょう。
キャリアアップ
中途採用者が目指せる役職や身につけられるスキルを知っておくことはとても大切です。
実際に昇進している中途採用者はどのような実績を出して評価されているのか、自分が希望とする働き方ができる会社なのかを情報収集しましょう。
ワークライフバランス
仕事とプライベートが両立する人生を送れる職場であるかどうか、応募前によく確認しておきましょう。
転職活動では何から情報収集すればいいの?
企業採用サイト | 具体的な入社後のキャリアステップや研修制度、福利厚生などをはじめ、事業内容、商品やその技術力、業界シェアなどを知ることができます。 |
社員インタビュー 記事 | 職種ごとの仕事内容、中途採用者の入社動機、入社後の感想 などを知ることができます。 |
商品・サービス紹介 | 主力事業や特徴、業界シェア率や市場優位性 などを知ることができます。 |
経営理念・企業沿革 | その企業が経営において大切にしていることや社風などを知ることができます。 |
SNS・スタッフ ブログ | 社風や職場の雰囲気などを知ることができます。 |
企業HPのトップ ニュース | 企業の最新ニュースなどを知ることができます。 |
過去の業績推移・中期経営計画 | 売上等の推移や近い将来その企業が行なっていきたいことを知ることができます。 |
会社四季報 | 有給休暇消化率や平均残業時間などを知ることができます。 |
企業採用サイト
ホームページに「採用情報」ページや、大手企業などでは専用の採用サイトを設けているところもあります。
こうした採用サイトや採用ページでは「新卒採用」「キャリア採用」など情報を分けているところもありますが、「新卒採用」情報はその会社のことを学生でも理解できるレベルにわかりやすく編集してくれているため、わたしはどちらもチェックしていました。
社員インタビュー記事
専用採用サイトや採用ページには社員インタビューが掲載されていることがあります。
キャリア採用社員の入社動機や1日の主なスケジュール、実際に働いた感想なども掲載されていることが多く、入社後のイメージがわきやすいため必ずチェックしましょう。
商品・サービス紹介
面接ではよく「当社の○○(商品・サービス)は知っていますか?」「使ってみてどうでしたか?」といった質問があります。
ここで「すみません、知りません。。。」などと答えてしまったら、「本気で入社する意思があるのか?」と印象も悪くなってしまいます。
商品・サービス情報も必ずチェックしましょう。
経営理念・企業沿革
その企業のすべての想いの頂点に位置しているのが「経営理念」です。
毎年、もしくは中期の方針もすべてはこの経営理念に照らし合わせて決められていきます。
それだけ経営理念はその会社にとって重要なものであり、価値観を意味する言葉であるため、こうした情報からどんな人材を求めているのかを自分なりに推測してみましょう。
SNS・スタッフブログ
企業によっては公式SNSやブログもあるので、記事内容から社風や職場の雰囲気などを感じ取ることもできます。
企業HPのトップニュース
トップページに掲載されているニュース、あるいは大企業などは検索エンジンに社名を入力して上位表示される記事などを読むと、その企業の旬な動きがわかります。
新商品やサービス、新しい技術、新規事業といった情報も収集でき、客観的な評価も知ることができるため、応募を検討する上でとても参考になります。
過去の業績推移・中期経営計画
過去の業績推移が出ているようならチェックしましょう。
自分の職歴を活かせる仕事が募集されていたとしても、その企業の業績が下がり続けているようなら検討を見送る選択もアリでしょう。
また大企業を中心にIR情報が掲載されていることもありますが、よほど関係する職務以外はチェックしなくてもよいでしょう。
転職活動は他にすべきことがたくさんある割に、在職中の場合は時間が限られてしまうため、いらない情報は思い切って省くこともとても重要です。
会社四季報
会社四季報には有給休暇取得率や平均残業時間も記載されていますが、部署によっても異なるため、あくまで参考程度におさえておくとよいでしょう。
転職の情報収集が時間がなくてできない場合どうするか?
応募企業で働いている人やその家族・知人がいれば聞いてみよう!
実際に働いている人やその家族・知人が自分の周りにいれば、直接話を聞くのはとても有効な手段です。
会社全体の方針や将来その会社が行ないたい事業、働き方などは生の声として非常に参考になります。

転職エージェントを利用しよう!
転職エージェントは実際に企業に出入りしているので、ハローワークや転職サイト、ホームページ等に記載されない情報をたくさん持っています。
応募を検討している企業の担当者に聞けば、求人票だけでは知り得なかった詳しい情報を教えてくれるので、自分で情報収集する手間が省けます。
また転職エージェンシーを利用することによって応募するしないの判断もしやすくなり、様々な情報から応募する求人を厳選することができます。
おすすめの転職エージェンシー
【マスメディアン】

マスメディアンは、マーケティング・クリエイティブ職種に特化した転職エージェントです。
マスメディアンは未経験者OKの求人情報が少ないといったデメリットはありますが、
・マーケティング職の求人が多い
・非公開求人が多い
・エージェントの対応が丁寧でセミナーや相談会も頻繁に行なわれている
などのメリットがあるためおすすめです。
転職サイトの【BIZREACH(ビズリーチ)】
ビズリーチはハイクラス人材を対象とした転職サービスです。
キャリアがない人には求人数が少ない点がデメリットとして挙げられますが、
・エージェンシーによる提案からの転職成功率が高い
・好条件のヘッドハンティングを受け身で待つことができる
・ヘッドハンターを登録者が選べる
などのメリットがあるためおすすめです。
口コミサイトを利用しよう!
口コミサイトには実際の転職体験談、例えば各企業の面接情報など様々な情報が掲載されています。
ただし人によって同じ企業でもプラスの印象を受ける人もいれば、マイナスの印象を受ける人もいるため、あくまで参考程度に読みましょう。
おすすめの口コミサイト
転職会議
おすすめ口コミサイトとして紹介していますが、転職会議は、口コミサイトとしての機能だけではなく求人情報も確認できる「転職求人サイト」です。
・300万件以上の生の口コミ
・20万件以上の求人情報
が掲載されているためおすすめです。