今日のひとこと
わたしは1社めが広告代理店。2社めが広告制作会社。広告の川上、川下を経験しました。
そして3社めがまったく業界の違う通販会社でしたが、カタログやwebのマーケティング、コピーライティングを行なっていましたので、職務内容はそれまでとほぼ変わりませんでした。
そして現在、またこれまでとは異なる業界で働いていますが、 マーケティング、コピーライティングをはじめ、商品づくりや商品決定も行なっていますので、職務の幅は増えたといえます。

さてさて、今回のテーマは?
転職活動を行なう際、前職や現職と同業界に転職するのか、またはこれまでと異なる他業界に転職するのかを決定するために必要なのが業界研究です。
しかし、どのように進めていいのかわからないといった方々も大勢いらっしゃいます。
そこで今回は、業界研究を行なう上でおさえるべき3つのステップを見ていくことにしましょう。

どのような業界を目指すのか決定しましょう
同業界もしくは他業界に転職するのかを決定する場合、大切なのが転職理由です。
転職理由は様々ありますが、在籍企業に何らかの問題があって辞めるのか?在籍する企業が置かれている業界そのものに問題があるのか?または自分のスキルに問題がある、もしくはスキルを伸ばすために転職したいのか?など、どの業界にすべきかを考える前に今一度よく考えてみましょう。
そして、転職理由を明らかにした後、次の選択肢を考えます。
現在勤めている企業に何らかの問題があって転職する場合は、同業界に転職という選択が考えられます。
一方、業界自体に何らかの問題があって転職する場合は、他業界に転職するという選択肢が考えられます。
さらに、ポジティブにしろネガティブにしろ、自分自身に原因があって転職する場合は同業界も他業界も研究してみた方がよいでしょう。

もう一度同業界を検討しつつ、新たに目指す業界の情報収集も行ないましょう
新卒時の就職活動の際は適職を把握するために幅広い業界研究が必要となりますが、転職の場合、特に職務経験豊富な40代の場合は、自分のスキルを最大限に活かせる業界の研究をじっくり行なうことが重要になります。
それまで経験した業界でさらにキャリアを重ね、スキルを磨くことは企業にとっても即戦力なので、すぐに活躍のフィールドが見つかるかもしれません。
一方、他業界でもそのスキルを持つ者がそれほどいない場合、自分の価値も同業界より高まる可能性もあります。
こうしたことを考慮しながら業界研究で情報収集する際、おさえるべきポイントとしては
・自分のスキルや強みを活かせるような環境が整っているのか?
・自分の市場価値を高められそうな業界であるのか?
・その業界に将来性はあり、何よりやりがいは感じられそうなのか?
といったことになります。

応募する業界はなるべく少なめに選ぶようにしましょう
新卒の就職活動の場合、あこがれや「この業界が好きだから働いてみたい」といった気持ちも大切ですが、40代の転職の場合、その業界へのあこがれだけで選択するのは危険が伴うため、自分のスキルや強みがしっかり活かせるかどうかを判断基準にしなくてはなりません。
つまり、
・自分の職歴を活かし、転職して成功できそうな業界を選ぶこと
・いくつも業界を検討するより、勝算のある業界を絞って選ぶこと
が重要です。
また、他業界に転職した場合は特に、転職決定後も業界研究をし続けると、仕事を行なう上での業務の習得スピードも速まります。


転職活動ランキング

転職活動ランキング