今日のひとこと
マーケティング職未経験の人から「どのようなことをするとマーケティングを学べます?」なんてよく質問を受けます。
たぶん、本やサイト、セミナーの紹介を期待しているのかもしれませんが。。。
例えばコンビニ。なぜ時計とは逆向き(左向き)に導線が設定されているかわかりますか?
まず窓側に雑誌コーナーがあると「立ち読み客が現れるため、他の客へ先客がいるので安心感を与えることができる」などの左回りの理由が一般的には語られていますが、そればかりではないんです。
人の心臓って左にありますが、心臓を守るように歩いたり走ることで人は心理的に安心するそうで、陸上のトラック競技もこうしたことが理由の一つに挙げられています。
つまりコンビニ導線も心理的な理由があるからなんです。
マーケティングは街歩きやショッピングからも学べます。
どうして?と疑問を持って観察することが一番の勉強かもしれません。
はじめに
40代の転職希望者の場合、「年齢的にも採用担当者へしっかりした志望動機を伝えなければならない」と考えすぎている人が多いようです。
採用担当で面接官になるととてもよくわかります。
しかし、転職の面接で志望動機を難しく考えすぎる必要はありません。
まずは純粋に転職したい気持ちを整理してみましょう
転職を考えるほとんどの人に現職もしくは前職の不満があります。
そこでその不満を単純に列挙してみましょう。
しかし「面接ではネガティブな理由ではなく、ポジティブな理由でないと採用されないのでは?」そう思ってしまう人もいるかもしれません。
もちろん、その通りです。
面接の場で現職や前職の不平不満、愚痴をこぼされても、面接官は表向きに同情はしてくれても心ではマイナス印象を受けてしまうからです。
しかし、表だけの紙、裏だけの紙がないのといっしょでネガティブな理由があるからこそポジティブにとらえるためのヒントがあるのです。

転職の志望動機は3つの手順で作ろう!
どんどん不平不満、毒を吐いてみよう!?
この段階では
・「上司や同僚、部下と人間関係がギスギスして本当に疲れてしまう」
・「社長や役員たちはまさに老害!これじゃあ将来が不安で仕方ない」
・「成果のわりに給与が少なすぎる。もっとイイ暮らしがしたい」
・「会社全体の生産性が低い!なんていう残業時間の多さなんだ!もっと家庭も大事にしたい!」
・「長男だし、子どもも今の学校を楽しんでいる。だから転勤なんて絶対イヤだ!」
など、不平不満のオンパレード、毒吐きまくりでOKです。

不平不満や毒を裏返してみよう!
では次に、吐いてしまった不平不満や毒を裏返しにして捉えなおしてみましょう。
・「人間関係がよく、風通しの良い会社で働きたい」
・「ついていきたいリーダーのもと、将来性のある会社で働きたい」
・「評価制度が整った、年収を上げるチャンスがもらえる企業で働きたい」
・「全体最適が行き届いている生産性の高い企業で働き、残業時間をもっとカットしたい」
・「地元の企業や勤務地の希望が叶う企業で働きたい」
など、自分にとって転職で叶えたいことが御社では実現できるといったことを志望動機で絡ませるようにしましょう。
もちろん、「御社では実現できる」ことを知るために企業研究や業界研究はきちんと行なう必要があります。
※企業研究や業界研究について知りたい方はカテゴリー欄から検索ください。

自分のことももっと知ろう!
志望動機を考える上で重要なのは、さらに自分のことをもっと知るために自己分析や自己観察をしっかり行なうということです。
・今まで自分はどんな仕事をしてきて、何に気づき勉強し、何ができるのか?
・自分の強みや弱みはどんなことなのか?
・自分の性格はどんな点が応募企業の武器になるのか?
・入社したらどんなことで貢献できるのか?
など、自分を詳しく知ることで志望動機にオリジナリティが増し、アピールすることができます。

志望動機で伝えることは次のポイントだけ
・〇〇が問題だった(不満だった)ので、改善のために△△の行動をした
↓
・行動したが実現が難しかったため、転職して〇〇を解消したいと考えた
↓
・御社では〇〇が解消できることを知ったため応募した
↓
・自分の経験・強み・スキルは□□□。だからこそ御社に貢献できる
このような流れに沿って考えてみてはいかがでしょうか。
けっして難しく考えすぎず、伝えるべき要点をおさえることが重要です。


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