今日のひとこと
学生時代に400kmの道のりを自転車で走破し、北米・中南米を放浪、そして劇団の舞台美術を手伝っていたわたし。
小学生時代から始めた野球は、中学硬式野球を行なっている息子のサポートへと変わりはしましたが、今も継続。趣味の絵画制作ももう30年近く続けています。
…と、むやみにいろんな趣味を持つわたしですが、これをすべて自己PRに書こうとするとやはり大変。
価値観や仕事観を自己PRに書き、プライベートは趣味や特技欄に分散して書いてます。
そして、趣味・特技欄について面接で問われた際に、自己PRにつなげて企業側に伝えるようにしていました。

自己PRはたしかに大切ですが。。。
転職において自己PRは書類選考や面接の際に必ずと言っていいほど問われるものなので、しっかりまとめておきたいものです。
自分を魅力的にアピールし、どのような経験やスキルが応募先企業に貢献できるのかをわかりやすく伝える必要があります。
しかし、40代の転職希望者の中で「そんなの当たり前じゃん」といきなり自己PRを作成している方いませんか?
漠然と自己PRを捉えてしまうと、核心に迫る強い訴えができなくなってしまいます。
では、そんな自己PRを作るために何をすべきなのでしょうか?
今回は自己PR作成前に行なうべきことを具体的に見ていくことにしましょう。

これまでの職務経験やスキル、実績を書き出していきましょう
自己PRを作成する前に行なうべきことが自己分析です。
自己分析を行なうことによって自分の強みや価値観がわかるので、それまでは考えもしなかったような業界や職種に選択肢が広がる可能性もあります。
また、新たな勤務先を選ぶにあたって、将来的に何を行ないたいのか?
何を行なうべきかも明確になってきます。
自己分析の際、次の手順で振り返ってみましょう。
1.職歴について
・今までどのような職務を経験してきたのか?
・いつ頃、職務上でどのような課題があり、どうやって解決したのか?実績をあげたのか?
・思い出に残っている仕事はどんなことか?
・仕事をしていてどんなときに喜びや感動を味わえたのか?
・仕事をしてきてつらかった経験や怒りを覚えたことはあるか?
・それぞれの職務でどんなことを学んできたのか?
2.身につけたスキルについて
・これまでの職務で身につけたスキルはなんだろう?
・どのような本やセミナーなどを参考に仕事に活かしてきたのか?
・誰にも負けないと思われる仕事の分野はあるか?
3.成果や実績について
・どんな仕事でどのような実績をあげることができたのか?
・社内の人々に影響を与えたことはあるだろうか?
・会社で表彰されたことや上司に褒められたことはどんなことだろう?

プライベートの自分自身もこれまでのことを書き出していきましょう
40代の場合、若い世代より経験してきたライフステージもたくさんあります。
プライベートの出来事、趣味などを振り返ることで仕事面とは違った価値観が発見できることも多々あります。
「仕事のことではないから関係ない」と考えるのではなく、仕事に展開できる価値観はあるのかをじっくりと探っていきましょう。
では、どんなことをポイントにするか挙げていきましょう。
知識
仕事にできるできないは考えず、どんな知識なら人に負けないかを考えてみましょう。
能力
趣味や特技でもかまわないので、どんな能力があるか?その能力にはどんな背景があるかを考えてみましょう。
経験
他人がしたことのない経験や、まねできないことはないか?考えてみましょう。
人間性
家族や知人、友人に褒められたことやすごいと思われることにはどんなことがあるか
考えてみましょう。

長所短所を書き出してみましょう
長所や短所は自己PRの作成そのものばかりでなく、応募書類作成や面接においても非常に重要なので、深く考えてみましょう。
また、自分で自分のことがよくわからない場合は、家族や友人にも聞いてみるようにしましょう。
長所、短所は表裏一体であるということもできます。
例えば「周りの意見に流されやすい」と言ってしまえば短所のようにも考えられますが、「協調性がある」と言い換えれば長所にもなります。
また、「忍耐力がある」といえば長所ですが、「諦めが悪い」「頑固」といえば短所にもなります。
ですので、弱みとして挙がる自分の性格があったとしても、プラスの言い方や長所として言い換えることができないかも合わせて考えてみるとよいでしょう。



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